今日は体育の日で祝日だ。つい昼過ぎまで寝てしまった。
そうだ、今日は体育の日だ。たまには頭を運動させよう。
ふとデジタル時計を見ると 2:22 と表示している。
いいことが起こりそうな予感。
2:22 を見れるなんて、なんてラッキーなんだ。
では、本当にそう珍しいことなのか。
24時間表示でいい感じの表示は幾つくらいあるだろう。
0:00 | 1:11 | 1:23 | 1:35 | 2:22 | 2:34 | 2:46 | 3:21 | 3:33 | 3:45 | 3:57 |
4:32 | 4:44 | 4:56 | 5:43 | 5:55 | 6:54 | 11:11 | 11:22 | 11:33 | 11:44 | 11:55 |
12:12 | 12:21 | 12:32 | 12:34 | 13:13 | 13:31 | 14:14 | 14:41 | 15:15 | 15:51 | 16:16 |
17:17 | 18:18 | 19:19 | 20:02 | 20:20 | 21:12 | 21:21 | 22:22 | 23:23 | 23:32 |
そのほか、自分や彼女の電話番号、暗証番号などがあるから、 ざっと40〜50はある。
1日は、24時間×60分=1440分だから、”いい感じの時間”にあたる確率は
40/1440=1/36
これは、さいころを2回ふって、2回とも思った通りの目がでる確率と等しい。
こういうと、やっぱりいい感じの時間に時計を見るなんて ラッキーなことなんだ〜、 という結論に達しそうである。
ところで、この世の中には星占いというのがある。
最近の詳しい占いの本などでは、
血液型と星占いの組み合わせで占っているものも多い。
ここで、血液型は、A B O AB の4つ、で、星座はご存知の通り、12星座ある。
つまり、星占いをするときに、人間を12×4=48
のタイプに分類しているわけである。
占いの本には、今週はついているとか、お金が入るとか、彼女とどうなるとか
かかれているが、そのうち、もっともいいものに
自分が当てはまる確率は
1/48
ということである。
つまり、星占いの方が、”条件”が厳しいわけで、その意味で、
”ラッキーな時間に時計をみる”
ラッキー度よりも、星占いでいいことが書いてあるラッキー度の方が高い。
星占いはその意味で信ずるに値する。
最近は、ヘビ使い座の出現で13星座
になり、ますます
星占いの精度が高くなった。
そもそも、位相幾何学とかポアンカレ(数学者)
が作ったきっかけは、星の動きの観測、すなわち、
星占いなわけで、
現代の数学は星占いの進歩のための学問ともいえる。
もっというと、数学者=星占い師(の手先)という
結論が得られる。
と、今までになく学問的な内容になってしまった。