10月10日(木) 曇 <体育の日>

今日は体育の日で祝日だ。つい昼過ぎまで寝てしまった。
そうだ、今日は体育の日だ。たまには頭を運動させよう。

ふとデジタル時計を見ると 2:22 と表示している。
いいことが起こりそうな予感。 2:22 を見れるなんて、なんてラッキーなんだ。

では、本当にそう珍しいことなのか。

24時間表示でいい感じの表示は幾つくらいあるだろう。

0:00 1:11 1:23 1:35 2:22 2:34 2:46 3:21 3:33 3:45 3:57
4:32 4:44 4:56 5:43 5:55 6:54 11:11 11:22 11:33 11:44 11:55
12:12 12:21 12:32 12:34 13:13 13:31 14:14 14:41 15:15 15:51 16:16
17:17 18:18 19:19 20:02 20:20 21:12 21:21 22:22 23:23 23:32

そのほか、自分や彼女の電話番号、暗証番号などがあるから、 ざっと40〜50はある。

1日は、24時間×60分=1440分だから、”いい感じの時間”にあたる確率は

40/1440=1/36

これは、さいころを2回ふって、2回とも思った通りの目がでる確率と等しい。

こういうと、やっぱりいい感じの時間に時計を見るなんて ラッキーなことなんだ〜、 という結論に達しそうである。

ところで、この世の中には星占いというのがある。 最近の詳しい占いの本などでは、 血液型と星占いの組み合わせで占っているものも多い。
ここで、血液型は、A B O AB の4つ、で、星座はご存知の通り、12星座ある。 つまり、星占いをするときに、人間を12×4=48 のタイプに分類しているわけである。 占いの本には、今週はついているとか、お金が入るとか、彼女とどうなるとか かかれているが、そのうち、もっともいいものに 自分が当てはまる確率は 1/48 ということである。

つまり、星占いの方が、”条件”が厳しいわけで、その意味で、 ”ラッキーな時間に時計をみる” ラッキー度よりも、星占いでいいことが書いてあるラッキー度の方が高い。
星占いはその意味で信ずるに値する
最近は、ヘビ使い座の出現で13星座 になり、ますます 星占いの精度が高くなった。

そもそも、位相幾何学とかポアンカレ(数学者) が作ったきっかけは、星の動きの観測、すなわち、 星占いなわけで、 現代の数学は星占いの進歩のための学問ともいえる。
もっというと、数学者=星占い師(の手先)という 結論が得られる。

と、今までになく学問的な内容になってしまった。


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