2月19日(水) 晴れ


今日は、新宿西口「ボンベイ」でカレーを食べた。
前にも書いたが、私は辛いものが好きだ
で、「ボンベイ」で辛いカレーを作ってもらうことにした。

「マトンカレー、辛く出来ますか? 」
「辛さは、辛口、大辛、特辛とございますが。」
「じゃあ、特辛ください。」
と、軽く言い放つと、ウエイトレスが思い出したように、
「あの〜、特辛の特辛っていうのもできますが…」
「じゃあ、それください。」
(早く言えよって)

しばらくして、カレーとナンが来た。
カレーは赤く、上澄みは赤く透明な液体だ。

耳を澄ますと、従業員のコソコソ話が聞こえる。

「あれって辛いのかな〜?」
「作る人によって辛さが違うみたいよ。」
「そういえば、ラージマハールっていう店知ってる? 2千円くらいでコースがあるわよ。」
「知らない。どこにあるの?」
「紀伊国屋の横の道を…」
と、私のカレーの話は3秒後には忘れ去られていた。
厨房にいたコックが顔を出し、私と目が合ってしまった。
彼も、特辛の特辛カレーに興味があったのかな?

肝心のカレーの味だが、さすがボンベイはおいしい。
特辛の特辛といっても、それほど辛いわけではなく、 口当たりは甘い。また、後から少し辛さがこみ上げてくるが、 大した事はない。私にとっては絶妙の味付けだった。
ちょっと熱すぎて、口の中で「あっちっち」とやってしまったが。

普通カレー屋さんでは、辛くすると割増料金を取られることが多い。
「大して辛くもないのに、中辛よりも100円も高いってどういうこと?」
とか、いつも思っていたのだが、ボンベイはそんな事はしない。
マトンカレー900円
に対して特辛の特辛割増料金はなかった。
特辛(+100円)の特辛(+100円)で、 200円くらい割増かと思っていたので儲かった気になった。


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