3月19日(水) 晴れ


今日、駅のベンチに座っているときに聞こえてきた会話。

「チルドレンの単数形は何だっけ」
「チルドじゃないの」
「冷凍するの?」
「チルトルームじゃないんだから」
「同じ単語?」
「スペルはおんなじだけど、意味が違うと思う」
「ねえ、ダブリュー、エッチ、イー、エヌって なんて言う意味?」
「しらない。」
「そういえば、これに似たので ティー、エッチ、イー、アール、イー っていうのもあるけど」
「そういうのって読めないよね」
「ちゃんと辞書引かないとだめだよ」
(おまえもな)
……

で、きっと、英語を習いたての小学生か中学生 が話しているんだろうなと微笑ましく思っていた。

「ところで、私、駿台トラベルっていう専門学校にいけるといいんだけど」
「そこで何習うの?」
「ホテルの礼儀作法や、ベッドメイキングのしかたとか」
……

で、きっと、高校でなんかあって、途中でやめちゃった子だろうと暖かい心でいた。

「このあいだの合宿から帰ってから、まだかばんあけてないよ」
「え〜、きたない」
「柔道着がレモンの匂いがするんだよね」
「それって発酵しているんじゃないの」
……

  1. 結論:会話は誰が聞いているかわからない。 気を付けよう。
  2. 結論:彼女らは公立高校の生徒である。
  3. 結論:日本の未来は危うい

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