１９９６年１１月１１日(月)

(当番：石川)

だまされ続ける可哀想な石川君です。
今日もＩ氏にセミナー日記の当番を押しつけられてしまった。
たった今、矢野先生が院生室にいらして、一人日記を書いている私に向かって、
「あれ、誰もいないの？可哀想に」
手には何やら袋を持っている。(お土産かな？)
「じゃあ、石川君、これお願いね。岩井氏に頼まれたものなんだけど」
袋を受け取ると、中には新品の黒板ふきクリーナーが入っていた。
「え、可哀想なのは私なんですか？」
「当然でしょ。君しかいないんだから。箱から出してその辺にセットして箱とかなんかはまとめて捨てるの。じゃ、よろしくね。」
先生は笑いながら去っていった。本当に可哀想な石川君である。

それはさておき、セミナー日記を付けよう。
今日は珍しく矢野セミナーのメンバーが全員そろった。
遅刻は下川さんと伊藤さんの２名様。セミナーはいつも通り10:45くらいに始まった。
今日は佐藤君が話をした。
「今日はＣＧＬＳの３章からで、」
と、３次元多様体の最近の研究を話し、４章の途中まで進んだ。
下川さんと佐藤君は何やら用事があるようで、セミナーは12:00過ぎに終りとなった。

午後は無かった。伊藤さんと岩井さんと私が院生室に残ったが、人数が少なかったので、昼のお弁当のジャンケンは無かった。３人はしばらく院生室で時間を潰した後、桂花にラーメンを食べに行った。で、私はラーメン屋から一人学校に戻り、日記を書いている。と、まあ、そんな具合です。
はぁ。さてと、黒板ふきクリーナーのセッティングでもしますか。

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