1997年7月10日(木) 曇り

(当番:佐藤《恋愛ピュア度90%》)

連日猛暑が続き、市街戦からお肌を守る防弾ジョッキが恋しい季節です。
でも、納豆デーの今日は少し涼しく、過ごしやすい一日となるでしょう。

11時に313号室に行き、右手をセンサーに当てて名前を名乗る。
すると部屋の水色の扉が開いた。気圧の差で耳が少し変になる。
中に入ると、クーラーが適度に効いて心地よい。
午前のセミナーは、先生、下川さん、米田君の3人によって
すでに始められていた。11時10分頃、岩井さん登場。
石川さんは南大沢に用があるそうで、来られないそう。一同がっかり。
内容は、Lobatchevsky-Hadamard の subclaim、horosphere である。
因みに horoscope についての定義、プロポジションはここである。

昼に伊藤さん登場。
午後のセミナーは1時から2時30分迄、佐藤氏が前回の続きを話す。
彼の論文は、いったいいつ終わるのだろう?


「ここに亀井さんと佐々木さんがいてくださればなぁ。」
と、院生の誰もがため息をついた。
あの腕はどうやって4階に投げこまれたのであろう。
改めて投げこまれた部屋の窓から外を見てみる
ちょっと無理そうである。
そして、3個の時計。
頭部のチョコレートとビール。
チョコレートとビール?
ちょうどその時、急に外が騒がしくなる。
『飛行機の中で牛がチョコレートに化けてしまった。』
という、聞きなれたテノールを聞くや否や、我々は導かれるように院生室を飛び出した。

続く


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