1996年11月25日(月)
(当番:佐藤)
岩井さんは、2分遅れで313号室に入った。
今日の参加者は、矢野セミナーの人間だけだ。
が、他の3人と矢野先生は既にセミナーを始めていた。
昨日駒場祭が終った。
一羽の雲雀が、大空を舞っていた。
祭りの後の一抹の虚無感が漂う、秋晴れの朝、
佐藤がCGLSの2章の最初を紹介。タイトルは、
『能登の田園、さあ、砂利を敷こう!』
(Knot の Dehn Surgery を思考!)。
昼休み、久しぶりに待望の弁当の買い出しのジャンケン。
種々の謀略が交錯した頭脳戦の結果、一回で佐藤と岩井さんが
敗け、太田屋に買いだしに行く。岩井さんは、
ひどくがっかりされていらっしゃった。
午後のセミナーは、止むを得ない事情によって、
中止になってしまった。
先週、遅刻してしまってすみません。間に合う時間の
電車に乗ったのですが、いつもと違う側の席に座って、
n=6 の場合(←参照)を
考えていたら昏睡状態に陥り、降りる予定だった
駒場東大前で起きても、景色が違ったので
気づかなかったのです。駒場東大前を出発した
電車の車窓から見えた矢野セミナーの皆さんの
待ちくたびれた笑顔が、今でも心に焼き付いています。
§今日の問題§
ある平面αを固定します。
平面α上の集合 X に対し、「X の辺」を、
X 上の異なる2点 A, B を結んだ線分、とします。
任意の、1より大きく、かつ自然数でない実数 N に対して、
平面α上の path-connected な集合 X と、X 上の2点 A, Bを
『X 上の、辺ABと平行な任意の辺の長さは、辺ABの長さの1/N にはならない。』
ようにとれる、ことを示して下さい。
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